でかいオモダカに出会う

August 12, 2023
野外観察記録
オモダカ科, オモダカ属
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オモダカと言えばオモダカです

溝にでかいオモダカ。とてもでかい

なんかシャキっと細い葉のイメージがあったけどこういうオモダカもいるのか……それにしてもいったいぜんたい何故こんなところに変なオモダカが?と思い顔を上げると

クワイだこれ!

となりました。なるほど改良の結果地下部分が大きくなっているのは原種のオモダカ―クワイ間の差異として頭にありましたが、葉も選抜を経て大きいものになっていたのですね。そしてここから何らかの形で逃げ出したものが溝にいたと……

ふと気になって調べてみると、近年では大阪に抜かれていますが京都府は全国でもクワイの生産量では4位とか5位とかその辺のポジションにつけていて1、代表的な生産地として地元の名前もありました。まあ田んぼとか多いですしね、お正月の雑煮で頭芋とかと共にクワイいれる習慣もあるので年末にも結構スーパーに並びますし生産していてもおかしくはなかった。でもこれ見たの初めてなんですよね……クワイってこんな感じで栽培するんだ!という驚きがありました

クワイの栽培、小規模な栽培ですと田んぼの端の方にちょっと植えてある光景もあるというお話も聞いたりしたのでそういうのがないかも含めて他にはどこで栽培されているのかなんかも今後探してみたくなりました。一応府内の主要産地になるんですしまだまだ栽培されている場所はあるはずです


  1. ただ生産量の%的には1位の広島が圧倒的だったりでかなり小さい数字のようです ↩︎