わかっていたけど柄が長い

February 6, 2024
野外観察記録
アズマツメクサ属, ベンケイソウ科
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ほぼ100%外来だろうとは思っていましたが、ここを確認するまでは結論づけないようにしていたものの答えが出ました


昨年の秋にですね、一か所だけアズマツメクサ類の生育サイクルが他と異なる田んぼを見付けて気になっていた場所の観察の記録ですね

こんな感じで今もかなり開花……かい……花弁は見えるけどどうも開いている花が見当たらないような?という気もしますがどうなってんだろうこれ。これまでの記憶を振り返っても、めちゃくちゃ咲いています!!!って花をあまり見た記憶がない気がするんですよね。これも種差とかあるのか

で、上の写真たちでもよく見ると写りこんでいるのですが……それよりもはっきりと確認できたのがこの個体です。この個体の先端に注目すると

はい、明らかに果実になっているものの柄が長いですね、正直マイナーであるエダウチアズマツメクサ1でない2種の判別はいまいち分からないままなのですが……ひとまず在来のアズマツメクサ―ナガエ,モドキ間での見分け方としてはこの果実期になると柄が伸びてくるところにあるそうです。ということで伸びているのでこの集団もやっぱり外来ですね、わかってはいた

やっぱり田んぼの中よりもあぜとかに多いので、こうやってそういう場所に意識を向けると今の時期赤くなっているところがちらほらと見られる……というのもこの辺に限った話で、ちょっと離れた地域になるとこういう光景もないものなのか……まだまだ謎が多いです。他府県とかどういう具合なのでしょうか?


  1. 外来アズマツメクサ類自体マイナーですがまあその中でも、です ↩︎