アズマツメクサ探索@20230109

January 9, 2023
野外観察記録
ベンケイソウ科, アズマツメクサ属
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色々と回って未確認地点を少しずつ埋めていきたい

今日新規に観測した田んぼはアズマツメクサ不在の場所の方が多かったです。とはいえこれまでの全ての田んぼを総合するとまだアズマツメクサのいた田んぼの方が多いのではないかと思うぐらいには出会う頻度は高いんですよねぇ。在来種が残っているのであれば本当になぜこれが絶滅寸前種扱いなんだ?となりますし、外来種なら外来種でいつの間にここまで広がっているのだとなります

今日の新規発見個体たち #

ハス畑編 #

びっくりするほど田んぼが真っ赤!アズマツメクサ地獄か?

と思って近づいてみると別の単子葉植物1でした……でしたけどアズマツメクサもいたり

その横の道にもそれなりに個体数が。田んぼとかに最初いたのがこういう場所まで舞い上がるのか、こういう場所から田んぼとかにも入っていくのかそういえば流れとしてはどちら方向なのでしょうか

そこから離れた場所、田んぼとかの中にもいないのでこの辺いないかなーと思うところでもよく見るといるときはいる、でもミクロで見るとここまで少なくなっているとこの場所からは消滅間近なのかな?とか考えさせられたり。まあ土の中に種子が眠っている可能性は充分あるのですが

イチジク畑編 #

1/4に発見した場所とは別のイチジク畑、こういう場所にもよくいます。イチジク畑ってこう……田んぼから転作したところが多くてべっちゃりしていること多いですもんね、ということを書こうとして気付いたのですがこれ地元以外でも同じようなケースあるのか?という疑問が

環境的には田起こしみたいな物理的な破壊イベントもありませんし、意外と田んぼにいるよりも合っているのか?というのが気になりますね。ストリートビューで調べたところ一番古い記録の2015年にはもうイチジク畑に変わったあと(若い苗木が植えられている)でそこから7年以上継続して生き残っているのかな?

既知の場所の意外な発見 #

といってもアズマツメクサに関して、ではないのですが

この辺のアズマツメクサを撮っていた写真をよく見るとですね

赤枠の部分です。先日の

こちらの記事で紹介したトキンソウと思われる植物、それと同じものが写りこんでいることに気付きました。最近こうやって写真を見てからなんかいるぞ!となることがとても多いです。写真ってすごい


これで市内のカバー率はだいぶ上がったぞ!という話でもないのですが、それでも自分の行動できる範囲ではかなりの場所を埋めてきている……はずではあるのです。そろそろ一度は近隣の市町村のチェックもしてみたいですね。航空写真を見ると思ったよりも近くに田んぼがあるみたいなのですが接近してどうこうは難しそうなので……また次の週末に、でしょうか


  1. イネ科かなーと思っていたらイグサ科のコウガイゼキショウの仲間では?という返信を頂く。この辺も難しい…… ↩︎