オオキンケイギク集団の観察

May 22, 2022
野外観察記録
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前回のオオキンケイギク観察は割と栽培下にあった個体に近いので今回は知っている中でももう少し逸出集団に近いものを。よく考えると道を挟んで反対側には植栽の中にも過去にはいたのにそこのチェック忘れてるな……

全景 #

まあわっさわさ生えております。少しだけここから進出して道路――溝のコンクリートの間隙にも発芽している個体もいたりするのでここにとどまるものではないのかと思いきや

この集団と、カーブの先の奥ですね。そこに見える黄色の塊の二か所にしかいなので思っていたよりは小規模にとどまっております。これなら謎のイネ科いるな、と思っていたらチガヤだと教えて頂いたものの方がこの辺だと広がりを見せていますね。特定外来ゆえに刈り取りとかのコントロールを受けているのか……は、また定期的にチェックしてみれば分かることでしょう

この集団の花なのですが #

最初に目に入っていた花たちを見てこう、なんとなく少し歪さがあるような?と思っていたら

すんごい八重咲きになっている花がありました。そして八重咲きでありながらちゃんと種を作る機能も残っていて面白いのですが、いかんせん特定外来なのでこれの種採って育てるとかやるのは違法なのです。もっと別の植物でこういう変異に出会いたいですね

普通の花との比較。普通……いやこれ普通なのか?となるような花

他の個体たちも見ていると少しずつ歪だったり花弁の枚数が多かったりで非常に変異の大きい集団ということなのでしょうか?先日のとここのと、まだ二か所でしかしっかりとオオキンケイギクの観察ってしていないのでもっと別のものも見て――出会えないに越したことない植物ですが――経験をつみたいものです