カヤツリグサ属が咲いて……いない!

August 18, 2023
野外観察記録
カヤツリグサ科, カヤツリグサ属
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かなり異例な存在なのでこれは追跡していきたいですね

家を潰した跡地ってまあ色々と出てくるじゃないですか。あれ見るたびに 生えてくるのは分かるけどいつ種が供給されたの? というのが気になるのですが……それはさておき、カヤツリグサ属なんかも生えてくるんですよ

こいつ苞葉見えるし咲いているな……じゃあそこを確認すれば種類も絞り込めるかと

覗き込んだら……咲いて……いや咲いていない!?

なんでしょうか、苞葉は間違いなくあります。あるんです。でも花がないというのは……何かしらの突然変異個体?それともこういうことが普通に起きる種類がある?わかんないですね

分かんないことと言えば地際の方もこれ新芽の出方がこれまで出会ってきたカヤツリグサ属と明らかに違う。でも苞葉はカヤツリグサ属に見えるし……これはちょっと今までのものとはパターンが違いすぎます。何かの外来種……?

その後Twitterでのリアクションをいただいて #

シュロガヤツリの若い個体なのではないかというリプライを頂いてですね、確かにあれって苞葉が発達していて葉の代わりみたいに機能しているので花の付かない芽があっても驚きではないし、同属でもそういうグループの違いがあるなら新芽の出方の違いにも納得が出来そうだぞと

そうなってくると、今度気になってくるのはわずながら葉らしい葉のあるこの個体と同じような葉がシュロガヤツリで確認できるのかというところですね。芽に関しては栽培個体では間違いなく埋まっているでしょうし確認できませんが、近くで栽培されているシュロガヤツリはあるので、 葉に注目してのチェック / 花がなく苞葉だけ芽はあるのかのチェック をしてみたいと思います。あの鉢植えは先日の台風で横倒しになったままの気がするので確認できれば、ですが……