キハマスゲの消失
October 30, 2023
つい最近発見して種が出来るのかどうなのか気になっていたキハマスゲがいたのですが
用事があったので様子を見ると……花がない!
正確には花が咲いていた芽そのものが葉ごと消えているという状況でして、変わった花だなでちぎっていったというよりはもうちょっと力強く引っこ抜いていった……?のでしょうか。ハマスゲが塊茎より上側を引き抜いて植えても復活できることを考えると、掘り起こせないので最大限抜いて持ち帰って殖やそうとするような人間がいたとか……?
雑草を駆除するという目的だった場合ですとこれ残しているのが謎です。キハマスゲ――ショクヨウガヤツリと呼ばれる多年生のシペラスの雑草型――も多年草ではあるはずなので、これ残したらまた翌年出てくるはずですし、そういうの抜きにすぐそばにある同じ葉を残していくか?と
これまでしっかりとは記録していなかったですが、葉はこんな感じで山あり谷ありの形状でした。カヤツリグサ属こんな葉っぱしてるの多いよなーとこれを見たときは感じたのですが、具体的にどの種がそうだった?と聞かれると……ホソミキンガヤツリとかこの形状でしたっけ。オニガヤツリの苞葉もなんかこんな感じだったような記憶だけど自信がない
花が消えた場所のものは恐らく地下から芽が出て繋がっている1個体、それとは離れた場所にもそれっぽい芽があるのでこの場所には複数個体キハマスゲがいると思われるのですが、なんでここにだけいるのかというのはまだ謎です
恐らくですがこの場所1を作る際に非意図的に一緒に持ち込まれたっぽくはあるので市内を探して別の場所で発見、というのは難しそうです。ショクヨウガヤツリも入手して、栽培を経て両者の違いとか見てみたいのですがどこに行けば出会えるのか
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駐車場わき、隣の店舗との境界スペース ↩︎