キュウリグサのそっくりさん

December 12, 2022
野外観察記録
ムラサキ科, ハナイバナ属
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花自体は結構似ています(構造的な面で)

花の様子 #

ということでこれがそのそっくりさん、 ハナイバナ(葉内花) という植物です。キュウリグサはもう少しはっきりした青色+中心部の黄色という色彩をしているのでまあ色は全然違うんですけどね、形は似ているなと

なんで似てるかを考えるとやっぱり同じムラサキ科だから?なのでしょうかと少し調べてみると、キュウリグサと似ている植物としてよく出てくるワスレナグサや、他にも国内の植物ですとルリソウなんかは中心部分のこの――円形の盛り上がりとでもいえばいいのでしょうか――の部分は同じように見られるのでその辺は共通パーツっぽいですね。そういうのが全然ないムラサキ科植物もいるので科よりも下位分類とか見ていくと面白いのかもしれない

上のものと同じ花を少し引き気味に。色でこれキュウリグサじゃないわと気付けましたが、もう1つキュウリグサと違うなと感じたのは花の付き方でしょうか。なんか結構な数の蕾を作ってゼンマイ状に巻いた上でそれが伸びながら咲いてる感じじゃないですか?キュウリグサって

その辺を思うと花の付き方も結構違うなと感じました

植物全体の様子 #

植物全体を少し離れて撮影、キュウリグサと比べるとハナイバナは結構背丈のある植物だなと感じていたのですが30cmぐらいまでという情報が出てきて……もう少し大きかったような……?となったのでちゃんとそこを見直しに行かねば

関連記事(2023/01/02追記) #

冬だというのにキュウリグサにも出会えちゃいました