グラブラの採種に成功?

January 25, 2024
オキザリス交配・実生
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ほんの少し早かったか?と言う気持ちもありますが多分成功だと思います、多分

ついに果実に裂け目が #

いつになったら弾けるのかな?となっていた果実がついに裂けました!無理矢理裂いたとかではなく――2日に1回ぐらい『これまだなのか?』と押したりはしていましたが――裂け目と、種を飛ばしたあとっぽい外種皮をこの時点で確認したのです、けどそっちは撮り忘れていて種の様子を撮るのに夢中でしたね

この時点でやっぱり1室に複数粒入っているな?というのも確認できました

家の中であれこれ撮ったり作業したり #

恐らく……恐らくではありますが、グラブラの果実は1室に3粒の種が入り得る(今回は一応10以上確認出来たので間違ってはいないはず)ということが窺えます

最近の採種報告ですと、ルテオラやバリアビリスと普通のカタバミ様の種子続きだったので「あれ?フラバとかだけの種子が特別なのかな?」と思っていた方もいるかもしれませんが……ある程度事前の予想が出来ていた通り1グラブラの種子は無胚乳種子・寿命がごく短命のタイプでした。南アフリカのオキザリスの6割がこっちらしいですしね、やっぱりこっちかと納得は納得。ただし扱いにくい種子でもあるので悩まされもします

どれぐらい短命かというと、サイズが小さい=バッファがないということなのか……上の種子の様子を撮影してからこの播種まで1時間未満でしたが これ乾燥して色と大きさが変化していないか?まずくない? となるぐらいには変化が著しい

そこからこの記事を書き始める直前までにまた水を吸って少しは復帰しているようですが……種のサイズも1mmぐらいと非常に小さいですし、これ自分に上手く栽培出来るかと言うと……ちょっと難しそうに感じました。まあやってみないと分かんないのでここからまた「こういう成長があったよ!」と報告できるよう頑張りたいですね

無胚乳種子なので非常に扱いにくいですが、種の数はある程度あるのでグラブラの仲間も交配し甲斐はありそうです。バーシーカラーとの交配はここにきて経過がかなり微妙になったので、もっと別の近縁種とも試してみたい。O. goniorrhizaO. phloxidifloraとかなら球根の流通時期に入手機会もあるかな?と思いますが果たして


  1. ヤエルを採種された方の情報があったので分類的には同じだろうなと思っていた ↩︎