シマツユクサの現状

August 19, 2023
野外観察記録
ツユクサ科, ツユクサ属
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シマ○○という和名のつくものは大体南の島に生えているところから取ってのシマですね、こいつも沖縄とかの方に行けば自生の植物があるので在来種です。ですが同時に南にしか本来の自生はないので、京都なんかで見ればそれは外来種という見方もできる……そんなやつ

昨年は道路の両サイド側で見たのですが今年目立つのは片側だけですね。昨秋出会ったときはなんとなく溝から道路へとわさーーと飛び出るような印象を受けましたが、こいつは結構しゃんと立っています

花や果実を見るとグループ的にはマルバツユクサの仲間っぽいなとなるこのツユクサ、そうなると葉の縁がうねっているのは複数種にまたがる共通点だったりするのでしょうか

まだ咲きそうにないよなーと頂点を見ていると割としっかり毛が生えている

このツユクサとぱっと見での判別が難しい近縁種にカロライナツユクサ (Commelina caroliniana) というのがいるらしく、今年はそちらも見つけてみたいなということでざっくりとですが雰囲気を掴んできました。割と背丈が出る / 葉の縁が波打つ / 三方向に葉が出ている あたりは意識してチェックしていきたいですね。花を見ると結構マルバツユクサと似ていておおーとなるのですが、それはもう少し先の話