シュロガヤツリを見る

August 21, 2023
野外観察記録
カヤツリグサ科, カヤツリグサ属
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先日見付けた謎のカヤツリグサ属の理解を深めるためにはそう、一番近い形態をしているシュロガヤツリの観察だ!ということで見に行ってきました


嘘です、半分忘れていてスーパーの帰り道で目に入ってああー!ってなりました

シュロガヤツリも花が咲いていない、苞葉だけしかない花茎?を出すのですね。まあ考えてみればそれはそう、葉が退化していて苞葉が実質的に葉の役割をしている植物なので、ある程度成長して開花できるまではこういうものを作るのでしょう。前回見た際に開花していたのも一番大きい鉢でしたし

株元。新しい芽が出る際の基部に関しては鉢植えで埋まってる+水没しているで見えるわけもなく

伸長途中の芽を見てみましたが、下の方の葉……一応構造としては葉ですよね

今回確認したシュロガヤツリにはこういう葉身のある葉が見られなかったので……成長と共に変化するのか、シュロガヤツリにはそういうものが最初からないのか。似ているものとして見てきましたが、水辺の植物が空き地に生えるのか?という疑問もありますし……やはりこのカヤツリグサ属、謎度が高いです