センダングサ、二度目の遭遇は群落で

October 8, 2022
野外観察記録
キク科, センダングサ属
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まだまだどういう場所にいるのかが掴み切れない無印センダングサ。今回は……横が水路?川?っぽい場所ではあったのでなんかそういうところにセンダングサがやってきた理由があるのかも、などと考えさせられたり

今回は “群落” と呼べる規模です #

ふと視界に入った脱落も終わりつつある雰囲気なエノコログサの穂の中に何か見えるぞと

よくよく見てみるとこれはビデンス!そして微妙に舌状花も見えるぞ!

という流れでですね、この花と下に出てきますが葉の感じを見るにこれも無印なセンダングサと思われます、かなりの個体数に出会うことができました。しかし綺麗に一周ぐるりと囲うように出てこないことも多いこの舌状花の感じ、アイノコセンダングサは混ざりものだから……ということでいいとしてセンダングサはどうしてこうなるのでしょうか?

まだちょっと緑色のする果実。2倍ズームの力によって下向きに生える刺もなんとなくわかりますね。しかしこの刺の生えているパーツ、名称は何かというと冠毛なのでタンポポとかの綿毛に相当するものなのですね。言われて対応を考えるとそうかとなるけどちょっと驚きでした

気になった事項 #

まずうどん粉病ですね、結構派手に発症していました。派手どころかド派手ですねこれ。そういう病気には弱いのかな?というのが気になったり

明らかに背丈の違うものがいて、舌状花の存在も感じられなかったりするところからするとこいつはコセンダングサでしょうか?そういうのに侵入されていて同属で競合するとどうなるのだろう

そしてなによりも気になったのが、この部分は人間が花壇とかに利用しているみたいで隣の区画は刈り取って整理されていたんですよね。これ次に来たときはセンダングサたちもざっくりと刈られて消えていたというコースが一番ありそうで……無事であって欲しいものです

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