タンポポ観察記録@20221205

December 5, 2022
野外観察記録
キク科, タンポポ
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いつもの公園より #

木の根元の個体たちはだらだらと咲いたり綿毛を上げております。最初に気付いたのはいつ頃でしたっけ、なんか秋以降いつも咲いている気がする

とはいえ中心部を見ると一度打ち止めになるのかな?という雰囲気も。まだ綿毛は上がってくるようです

これは刈り取りから復活中の個体

同じ公園内でも多少距離は離れているので、こっちにいるタンポポと上にある木の根元にいる個体たちが同系統かというのもちゃんとチェックしていきたいのですが今のところは確定できず。どちらもこの時期に咲いているという共通点はありますね

ちょうど花が終わったよな個体から

今も開花している個体なんかも。春になるとカラスノエンドウとかがかなり勢力を強めるので気付いていなかった集団なので今年の春はあまり見れていないんですよね、この辺。そういうわけでこの公園全体で、来春に改めてタンポポたちを見てどう感じるかです。今日は触れていませんが通路・遊具付近・砂場と飛び飛びでいるのでそれぞれの系統ですよね……近隣に同じ系統いるかも含めて……

巨大個体のアカミ系から採種 #

いつぐらいに上がってくるのか予想するよりも毎日チェックすればいいじゃんの発想で見る機会が増えている(自宅から800mもない場所なので頑張れば毎日見れる)巨大個体ですがついに追加の種が!

こうやって綿毛ごしに確認してもやっぱりアカミ系はアカミ系だなあ……という赤褐色をしていますね。これが雑種の基本的な色で、純系かな?と思う奴はもう少し濃い色をしていますし調子悪い種子っぽいのはもう少し白っぽくなる……と思っているのですがまだその辺検証が終わっていない

大量収穫でホクホク、あとでカウントしたら250粒あって沢山採れたな!と思うと同時に1つの頭花にそれだけの数の花がついているんだなと、改めてそちらの方で驚かされたところがあります。この系統は大型になるタンポポということで特に今後プッシュしていきたいところがありますし、自分の分も多い目に確保してたくさん播いてみるのも1つ選択肢としてアリかなと