ツメクサ属の観測

January 4, 2023
野外観察記録
ナデシコ科, ツメクサ属
header

アズマツメクサとツメクサ属、いうほど似てるかな?

シロツメクサは詰める草でツメクサ、このツメクサは爪草で葉の形状から来ていますね。そしてアズマツメクサは東の方で見つかったツメクサみたいな植物だという説を見かけたり。ヒメマツバボタンの別名の ケツメクサ(毛爪草) も爪草ですが、こちらは形状を見て爪みたいだとなったのか、ツメクサを念頭においての命名なのかはちょっとはっきりしないですね。そんなツメクサ属のはなしです

前提としてツメクサ属ではあるのですが #

ずっとツメクサだと思っていたあの植物、ハマツメクサという別種の可能性が高いそうです。昨年は全然意識していなかったので、今年は種子の形状までチェックしてちゃんとどちらの種なのかも見てきたいですねということで、この時期にはもう小さい個体も出てきているのでどんどん見ていかないとと

既に開花の時が近い #

寒くなってきてぽつぽつとアスファルトの隙間に生えてきているものを見ていたのですが

早い個体ではもう蕾が見えているようです

引きで撮影するとこんな感じ。これまで出会ってきたものでは――意識していなかっただけで見落としている可能性も高いのですが――上の蕾写真にあるような寒さのダメージと見られる傷み、こういうのは見たことがないのでちょっと気になりますね

ちゃっちゃと開花して結実してくれればどちらかの判定も出来るので開花を楽しみにしましょう。そして昨年の記憶を気合いで掘り起こして、どこでツメクサ属に出会ってきたかの情報もまとめていかねば