ノゲシ属が分からない

December 20, 2022
野外観察記録
キク科, ノゲシ属
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正しくノゲシ / オニノゲシの判別点を理解していないこともありあれ…?となることが多いのです

今日出会った個体は…… #

最初遠目で見たときはロゼット+低い位置に黄色い花ということで『こんなところにもタンポポがいたか』と思ったのですがノゲシ属の植物でした

今年の春にも出会ったことがあるのですが、たまーにこんな感じで株のサイズがこれだけあればもっと背丈高くなれるだろ?というのに反して低いまま咲くやつがいますよね。結構謎です

謎なのはこいつの正体も…… #

で、ノゲシ属はいいとしてこれどっち?という話なんですよ

いやまあ葉の縁のギザギザ具合を見れば……オニノゲシでいいのかなあとなるのですが、光沢あるやつはもっとテカテカじゃないですか、その辺弱いのはそれでいいのかなぁということが引っかかる。ノゲシ・オニノゲシを問わずこの季節だと紫がかった赤色……というには紫よりが強いですが、そういう色が出るのかもよく分かっていないんですよね。まあアザミっぽいこの葉はオニの筈、だと思う

一応両者の判別点として立ち上がった茎に付く葉の抱き具合の違いもあるのですが……ここまで寸詰まりになられてはそれも確認できず。あとは結実すれば果実の表面のパターンも違うらしいので、寒さに負けていじけないことに期待してそこのチェックもしてみたいですね。その頃には来年になってそう