パルマピンクの種子を回しゅ…種…子……?
November 18, 2023
昨日果実が上を向いていたもの、今日の日中に弾けていました
面白い土が今なら安い!ということで買いに出かける前にふと昨晩さむさむの中袋かけをした果実を見ると、白いもの。通常のカタバミ同様に白いコーティングが反り返ることでこの手のオキザリスも種を弾かせるのは予想通り、やっぱりカタバミ属なんだなと
じゃあ隣のが種子……なんか緑色してる?と疑問に思いつつも出かけて、帰ってきて、あれやこれや片づけてから袋の中身を回収すると
種……種!?いやいやどう見ても双葉では?えっこの茶色い部分から根が出る…・・出るの?これ内部で発芽して発根失敗したものの成れの果てとかじゃない?いやそもそも種皮とかなかったぞ???
という、とんでもないものが出てきました。こうなってくると種を弾かせるためのカタバミ属特有のギミック部分だけはしっかりと共通しているのが変にさえ思えてきます
種子に関する情報の少ないオキザリスですが、そんな中でもフラバの仲間はPacific Bulb Societyのページに種子と発芽個体の写真がありまして、そちらを確認する限りでは今回2粒回収できた種子はこれで正常のようです。いや……何度見てもわけわかんないですが、これ放置して乾燥したらすぐダメになりそうだということでひとまず急いで播種しました
昨日撮影した果実、この歪さから正常に発達している種子があっても2粒だろうという予測はあっていました。あっていたのですが本当に中身の種自体は予想外で驚きです
果たして急激に冷え込んできているこの気温も含めて環境的に発芽+成長してくれるのか疑問ですが、それでも種子が得られたという事実はオキザリスの交配・実生への第一歩を踏み出せたという実感があって嬉しいですね。次は自身で交配した果実に期待です、この雰囲気だと最大で1果実から5粒なので……どんどん追加で交配したいのですが天気が悪くもうずっと花が開かないという問題をどうにかしたい