ポリキセナという球根植物を買いました

December 7, 2024
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安かったんです。ただただ安かったんです。この辺(旧ヒヤシンス科)の南アのやつら、自分のキャパとかその辺もあって気になるけど当分やる機会はないかなーと思っていたのですが……思ったよりはやく、またやることになりました


だって100円ですよ100円。普通のパンジービオラが80円とかその辺のことを考えると、多年草の球根植物がこの値段は破格でしょう。なんなら休眠した球根掘ってメ***とかに投げたら1ポット分で100円よりも絶対に値段とか付きますってこういうの。いやまあ球根でそういうことはしないですが、買って損はないという判断です

1つめは『パウシフローラ』なるラベル表記 #

パウシ……pauciflora?ってドロセラとかネオレゲリアとかでは見るけど、ポリキセナにあるのってパウシフォリアでは?となってしまうともう術中です。そもそもこいつ……葉っぱの幅からして全然違うじゃん!という罠

花色は見てのとおり2色あるようです

明るいピンクと……

ちょっと紫がかっているのかな?というものと

どうやって増殖されているのか(実生なのかな)もわかんないので、この2色もどこまで意識して分けて生産現場で扱われているかは不明ですが……種採ったりする際はちょっと意識しておきたいですね

結局なんだこれ?を考えると有力候補はensifoliaで、個人的にはこっちの方が近いんじゃ?と感じているのはpygmaeaの方なのですが、そもそもの話としてここまでラベルがめちゃくちゃなのに、雑種とかになっていない植物であるところに信頼はおけるのか?という疑問が呈されていて……正体を探るよりは「このラベルで流通しているポリキセナです」と扱うのが誠実なのかもしれません

そして花茎のまだら模様を見て「あっこれラケナリア!?」ということに気付く(今は全部統合されているそうです)

2つめの購入は『エンシフォリア』のラベルですが #

こっちがパウシフォリアっぽい姿なんじゃないかなあ……というものです

見切り品になっていたとはいえ、こちらは開花が遅いのか今からやっと開き始めますよ……ぐらいの進行度でしたので、そういう点ではかなりお買い得でした。でもさっさと売りぬけてしまいたいぐらいには扱いに困っていたのでしょうね、これ

今回比較と、 どうせ買うなら異なる2種間で交配とかしたいよな! という思いの実現のために2ポットずつ購入してみよう、と思ってもう1つこちらも買ったのですが……

こうやって見ると明らかに花色が違いますね。開花の進行度による変化……?にしても姿が変わりすぎに見えますが、さてこれはどういうことなのか。その辺もこれから栽培していくと見えてくるかもしれませんね


今はラケナリアに入っているそうですが #

で、ポリキセナとラケナリアの交配ってできるの?できないの?

というのはやっぱり皆さん気になりますよね?……なりますよね?

そういうの試したいなと思いつつも、そもそもちょっと開花の季節が違うのでは?という印象ですし(PBSのサイトでも花の少ない季節に咲いてくれるいいやつ扱い、スムーズにそういう話題でオキザリスは例外枠になってるけど……)、ただTwitter見てるとヴィリディフローラの蕾出てきている写真を見かけるので、その辺ならできなくはないのかな?と

ラケナリアってその辺の花屋さんに行ってほーーい!って感じでそうそう買えるものじゃないので(たまに買える時もある)、ラケナリアとの交配ができるか?に関してはこいつを育ててみて感触的にいけそう・続けて拡げてみたいと思えた場合にしましょうか。ひとまずこの2種間での交配ですね、園芸品種もポリキセナとして出ているので、属内の種間雑種ぐらいならつくれるかもしれない

……細かい操作が必要ですので、家族に釣りのテグス出せないか確認してみないと。あれがあると捗るタイプの花だ