ムキムキのコナギを見る

August 20, 2023
野外観察記録
ミズアオイ科, ミズアオイ属
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これまで見てきたコナギはまだ全力ではなかったのか……となりましたね

そんなコナギがこちら……本当にコナギなのか?となりましたがTwitterに投稿したらコナギで合ってるとリプライをいただいたのでコナギ。水田でちょろっと生えている草のイメージがありましたがなんかムキムキです

こっちはとにかくでかいです

いやもう……なんかいつも見るのよりも葉の色艶も良くない?となりますね。栄養があればどんどん吸って大きくなれる植物だそうで……水田ではイネとバチバチの取り合いになっているけど1、この場所は栄養が豊富かつ植えられている植物(カキツバタ)と取り合いになればコナギが勝てる、みたいなことなのでしょうか

栄養面でいえば、カキツバタの圃場は決まって……というと言いすぎですが、アゾラの仲間がいて2これも栄養が多いから湧きやすいのかな?とか考えていたら共生して言る藍藻が窒素固定をするので富栄養化を引き起こす可能性があるなんて出てきて……こいつ供給側の可能性あったんだ……となっています

掬って観察できる場所で一度は胞子嚢あるかも見てみたいですし、アゾラのことももっと知っていかないといけませんね。水田で見る機会は少なく、しかしこういう圃場ではいる確率が高い理由とかも分かるようになりたいです


  1. もしそうならその時点でやっぱり害草 ↩︎

  2. 調べられないので種は不明 ↩︎