ムクゲが咲いたので自家受粉させてみよう
June 26, 2022
自家受粉する……とは思うのですが、年によってよく結実してる年とそうでない年もあるし訪花昆虫多いなら別のムクゲの花粉がついている可能性もあるしなぁ、などと
どんな形でやったかの記録 #
綿棒で適当な花から花粉を回収して
どの程度つければいいのか分からないので雌しべにべったりつけます
どれぐらいべったりかというともう全面花粉まみれになるぐらいつけておきます
そして交配した花が分かるように目印を付ける(この時点で1つ花を折ってしまう痛恨のミス)
今日開花していた花のうち12個にこのような処理をしまして――もう12個も咲いていたのか、夏ですねぇ――あとは数日後に脱落しているか残っているかのチェックをしてみたいなと思います。うまく人工交配出来るようになったら置きにいりの株ですのでかっこいい花粉親を見付けてそいつとの交配をして種を採って実生して……とかもやってみたいですよね
改めてこのムクゲの紹介 #
地植えしてたら15cmの花も咲くようになったうちの自慢のムクゲなんですよ
サイズが大きいだけでなく、八重咲き……と呼ぶには枚数が足りませんが、花弁も通常の5弁より多くなった花が咲く傾向にあります。いつも、というわけでもないので何か花の変化を起こすトリガーがあるのかは気になるところ
更にですね、こちらは割とムクゲでは多く見られる性質ですが、雄しべの一部が花弁様になる性質も併せ持っているのかそういう花も咲きます。写真の花のようにうちのムクゲでは弁数の増加とセットで出てくるので見ごたえがありますよ
まあこの株を挿し木で殖やすのが一番なのですが、それも狙いつつ種も採って次世代で面白い花もでないかなとか、もっとこいつを広められないかなとか思うわけです。ということで自家受粉の種も採りたいですし、望むなら良い色の相手とか準備してそいつと掛け合わせみたいですね
まずはこの交配の結果がどうなるか、ちゃんと結実するなら自分はムクゲの人工授粉ができるということでもっと自信をもてるのですが、さてどんな結果になるでしょうか