ムクゲの花に関するメモ
July 1, 2022
これまで見落としていた株でもこの変異、出ていたかもしれません
雄しべが花弁様に変化する花 #
正直紫玉やバイオレットウェイブのような八重!という花はこれが更に発展した結果に見えるのですがどうなのでしょう?この程度の変化であれば半八重という表現で流通したり、普通に結構このタイプの花も八重咲きとして流通していますね。こういう変化を起こした花が咲く品種がある、というのは別に不安定ながら稀にこの手の変化を起こすものもある、というのが今回の話のキモで
今回気になった株 #
これまで通るたびに普通の花だな、小さい花だな、いやうちのムクゲが以上に大きいだけだな……などと思っていたこのムクゲ、非常に標準的な花と思っていたのですが
改めてよく見ると、よく見ないと気付かない程度ではありますが雄しべが花弁様に変化しているのです。今回の発見によってこれまで見落としていた株でもこの程度なら変化を起こしているのではないか?という疑惑の浮上と、結局のところ遺伝的に変異を起こす株・起こさない株があるのかもっと後天的に花を作る際にこの程度のエラーなら出てしまうものなのか?という疑問も出現
同属ですとハイビスカスでは似たような花を見ますがフヨウだとどうなのか?見たことないけど本当に存在しないのか?モミジアオイは?とかとか気になってきて、地味に目が離せなくなってきました。これから同属の仲間を見る際はもっと意識してきたいものです
そういえば八重といえば #
家のムクゲは結構花弁の増加する花が出てくる機会があって――増えると言っても6弁や7弁だったりするのですが――こういう路線で八重咲きになったムクゲってないのかな?というのも今後探してみたいなと思いました。なるべく雄しべは変化せずにそのまま残っている花が欲しいのですがないのかな?