ムラサキツユクサに出会う

October 8, 2022
野外観察記録
ムラサキツユクサ属, ツユクサ科
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ぱっと見では似ているオオムラサキツユクサという植物の存在をつい最近知り、両者との違いを踏まえてどちらかを意識したことはなかったのです。これまで出会ったやつがどっちだったのかも来年は見ていきたい……と思っていたらまさかの遭遇

5月ごろのイメージですが咲いている #

スミレ類の終わりごろには咲きそうだなーとか種を回収している時期に咲いているとか、なんかぼんやりとそれぐらいのイメージのある花ですがこんな時期にも咲くのですね

花のアップ。ツユクサと言いますがツユクサ属とはかなり印象の違う花ですよね。そういえばツユクサ属では何タイプもある雄しべの使い分けみたいなものもこの仲間では特にないのかな?科全体ではああいう戦略を取る属が多いのかとかもまだ知らない……というかあとイボクサ属ぐらいしかツユクサ科の属を知らないことに気付く

で、肝心のオオムラサキツユクサとの違いとして書かれていたのはこの部分。 萼に毛があるのがオオムラサキツユクサ1 ということなので、こいつは普通のムラサキツユクサですねと。そういう確認が出来たのでひとまず満足です。これで少しムラサキツユクサを理解できました

紫でツユクサといえば #

なんとなくこいつが浮かびませんか?でもこいつはトラデスカンチアのまた関係ないものだろうしなあ……と思っていたら、和名をムラサキオオツユクサと言うらしくオオムラサキツユクサと非常に紛らわしい上に、ここでムラサキツユクサも同じ属だということに気付いて驚いております

その辺に生えている多分トキワツユクサなあいつとか、なんとなく自分の中で出来ていた葉っぱの出方などのイメージからするとムラサキツユクサってだいぶ違う印象があったのですが……この部分、実際に育てて観察とかしてみないとまだまだ分からないみたいですね。ムラサキツユクサの理解への道のりは長かった