ヤハズソウの花を見つける

October 4, 2022
野外観察記録
マメ科
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マルバヤハズソウの開花個体と並べて比較して……とまでは行きませんでしたが、こちらの花も確認できました!

開花していた個体 #

枯れた花がついている個体ばかりの中、昨日花があった株の周辺を中心に見ているとありました!葉を見てもこれは普通のヤハズソウ、開花個体に遭遇です

スマホのAWBの関係で先の写真と下地の砂の色味が変わっていますが……花のアップはこんな感じですね。旗弁の模様がマルバヤハズソウでは鮮明、ヤハズソウではぼんやりしているという

話もあるので先日の写真と並べて比較、どうでしょうか?そう言われるとそんな気がしてきますね

花を上から。片方にマルバヤハズソウという名前がついているのだから葉っぱの形状を見ればなんとなくわかるのでは、と思っていましたが両者の判別ポイントとして分かりやすいの茎に生える毛の向きだそうです

  • ヤハズソウ:上から下向きの方向に生える
  • マルバヤハズソウ:下から上向きに方向に生える

という、逆方向になっているのがポイントなのだとか。それを踏まえて今日の個体をみるとばっちり下向きですね!

嫌な感じの黒点が #

何度か訪問しつつどの程度ヤハズソウの仲間が生えているのかの把握もしよう、ということで色々な個体たちを見ているのですが、どうにも病気なのでは?という黒点というか黒斑というか、そういうものが葉に見られる個体も存在していることに気付きました。なんか嫌な感じですね

マメ科に発生する病気、という視点で考えるなら……マメ科作物の病害例を見ていけば似たようなもの見つけられるのかな、これ。今後広がるのかとか、同じ場所にシロツメクサやアレチヌスビトハギ類もいるのでそっちはどうなるのかとかも気にしていきたいです