一足遅れて追加のクロッカス開花

February 28, 2024
アヤメ科, クロッカス属
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これも10年ぐらい植えっぱなしで咲いてくれる優秀なやつです。より長い期間植えっぱなしのクロッカスも実は家にはいるのですが、そちらは鉢全体が勝手に実生で湧いてきたシランによって覆いつくされていて……


例年ここまでにょーんと伸びた姿だったっけ?となるぐらいには背が高かったのですが、ここ最近は雨続きだったことも関係しているのでしょうか?久々の晴れだー!と思って植物たちを見ていると突然目に飛び込んできて、そういやこいつまだ咲いてなかった!ということで思い出す……なんかこっちが先のイメージあったんですよね、開花タイミング

内側は飛び道具的な要素はないのですが……

例によって外側は中々のおしゃれ模様をしています。外花被片と内花被片でベースの色は違うのですが、共通して紫色の模様が入っているんですよね。そこそこ安くて、かつこの模様を評価して輸入した記憶があります

あまり開き切っていない花ですとこんな感じ。確かこれは……Crocus minimusだったはずです。園芸品種が存在していて、こいつは’Spring Beauty’というものにパターンは似ていますが輸入時の記録が残っていないのでそこに関しては確認できず


例年こいつはいいぞーと言っているcorsicusといいこのminimusといい、こうやって放置で開花し続けてくれるのでなかなかに日本の気候にマッチしたクロッカスといえそうで……もっと流行って欲しいのですが、そのためには流通が増えないといけない、けど種苗会社などの流通ルートには乗るような種類ではないのが惜しまれます

改めて輸入してコツコツ殖やして地道に広めていくのが正道か……となるものの、自分が購入したナーサリーはかなり前に海外輸出をやめてしまいましたし、 いつまでも買えると思うな というところでは、こういうものは輸入できるうちにどんどん輸入しちゃうのが理想でしょうね。あとは実生をできるようになっていかないと