交配サボテンの種を回収

June 28, 2022
花サボテン
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似ているグループ、ではあるのですが似ているだけで同じではないのです

思っていたのと違う種 #

ふとロビビアの果実を見るとこれ裂けてることない?あれ中空洞だしまずいんじゃとなって(写真が悪くてこうやって見ると肝心な部分にピント来てない……)焦って周辺を見てみると

もう零れ落ちているじゃないですか!となったのです。まず零れ落ちるという現象自体が予想外だったのでかなり焦りました。焦りつつも暑いし夕方の水やり時に回収しよう→水を少しかけてから種の回収を思い出して焦る……などグダグダもありまして

結局回収できたのは20粒弱でした。零れ落ちていた時点でどれだけ出来たうちの20粒弱なのかは分からず。果実のサイズ的にはもっと入っていてもおかしくないと思いますが、いかんせんこのタイプのものは初めてなので予想もあまりできません

予想外だった諸々の話 #

交配した日付でいうとこのカマエロビビアの方が先なので、じゃあ同じ日数熟するまでにかかるのならこっちが先に種が採れるなどと思っていたのですが……同じ日数などではなかったということですね。ロビビアが早かったのかカマエロビビアが長いのかは同じグループ、例えば短毛丸のようなザ・エキノプシス!というやつの日数とかも見てみないとわかりませんが。一応あとは比較対象として今うちに奇想丸もいるのであっちも何日か見ておこう

で、ザ・エキノプシスな短毛丸だったかもっと別のロビビオプシスだったか1、そっち系の果実からどういう風に種が採れるかの記憶はあったんですよね。種のへそみたいな部分にへその緒のように白い果肉でいいのかな?そういうものがついていてポロポロ落ちたりはしないだろうと、そう思っていたのですが……零れ落ちまくりだったんだよなあと

気付くのが遅すぎてそういうパーツもこのロビビアの果実にはあったのですがなくなったあとだったのか、根本的に果実内の構造が違ったのか……その辺もさっぱり分かりません。これもまた奇想丸の果実が裂開したらチェックしておきたい要素ですね

そしてここからが本番 #

オリジナルの花サボテンを作り出すため、交配して種が採れた……つまりこれはもう他にはないサボテンになるわけですが2、ここから播いて大きくして咲かせないといけないわけですよ

ただでさえ実生へたくそマンが梅雨も消え去ったこの超アツアツ環境でどうやってサボテンの実生を成功させるのか……この問題を突破せねばオリジナルのサボテンは得られないわけで、なんとかここを突破できるようになりたいですね。実生数か月の大きくなった苗を買ったものはある程度順調に育てられていますし、多分課題があるのはそこまでの区間だけ……の筈ですし


  1. 昔々はマリーパトリシア交配とか日章旗交配とかいう名前のものを栽培していました ↩︎

  2. 同じ組み合わせでやってる人は多分いないでしょうし ↩︎