今の季節が旬の多肉植物
January 1, 2023
植物としての認知度はですね、割と身近な雑草なので知っている人も多いです。でも多肉植物として付き合っている人がいるかとなると……咲く前の姿を意識するまでは自分も気付きすらしませんでした
こんな姿をしています #
今日は特別かっこいい色彩をしている集団も見付けました、かなり赤黒いです
上から見るとこんな感じで、多肉質の葉をつけて這うように四方に広がりながら春を待っています。ここから開花時の姿が違いすぎて……というか花に目が行きすぎて、地際のこの葉になかなか気付きにくいのがぱっと繋がらない原因かなと。まあロゼット全般、もっというと普通の草でも発芽から開花までの全部のステージを連続してどういう姿か認識できている、というものは少ない気もしますね
上の写真の砂粒との比較でも分かるように植物自体は小さい個体が多いです、環境がいいと大きくは結構大きくなる。比較に……マツヨイグサのなんかのロゼットとの比較の写真も撮っていたのですが(この多肉は左下にいます)、よくよく見るとここにもアズマツメクサらしく植物が見えていてまたこれ再度観察しないとダメなやつじゃないですか。分布的にはいてもおかしくないんですけど、不連続で高くなっているここにいるのか……
さてさてこいつの正体は #
少し脱線しそうになりましたがこいつの話に戻って
こいつの正体なんですが、なんとマツバウンランなんですよね。個人的にはどうしてもあの花、あと立ち上がる茎についている葉とこれが繋がらないので知った時はかなり驚きでした。開花の時期にもこの多肉!って感じだった時の名残があるのですが、やっぱり多肉っぽさを楽しむのであれば今が一番です
ということで、この時期道端を見る機会があれば是非とも探してみて欲しい植物としての紹介でした。あと最初のかなり黒くなっている個体、これが他でも見られるのかどうか気になりますね、もしかしたら選抜して楽しめる系統かもしれないぞといことで、他でこういう色になるものがいるかも今後見ていきたいです