再度採種、気になっていたssp. dubiumの地点

May 18, 2022
野外観察記録
ケシ属
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その前に……少し果実の比較を #

前回トラブルのあったdubiumは手前から2番目、その奥2つもdubiumで一番手前だけがlecoqiiです。以前よりTwitterなんかでつぶやいていたのですが、個人的な感覚としてlecoqiidubiumよりも果実が細長い印象があるのですが、このような比較を準備するとそれが伝わるかなと

dubiumでいうと良い感じの個体がいたこのポイントが駆除されていたりして、先日の黒斑の見られるlecoqiiに続いてお前の種子を回収したかった……となるのですがまあ厄介な雑草ですので仕方ないですね。系統として考えるならまた来年出会えると言えば出会えますし

さて、肝心の種子なのですが #

ガサガサっと雑に出したこれを見るだけで十分わかりますね、今回は大丈夫そうです

今回も一定数は粒のしっかりしていない種子は混ざっていて、他の地点よりも比率として高い印象もありましたが……前回と比較するとまだ「こんなこともあるよね」ぐらいで異常だと感じるようなものではないかなと

その他気になったこととしてはこの果実ですね。上のブロックでのlecoqiiとの比較で使ったものもそうですが、なんかこう……表面が粉を吹いたような、正確にはロウ質のものがついている?ような果実がこの場所では多く見られて、他の場所では見られない……ということがありました

蓋が開いて時間が経過すると果実がどう変化していくかもあまり追いかけきれていませんし、これが見られるのはここのdubium限定なのかどうなのかという点については続けて追いかけてみたいです

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