意外と身近にいたマユハケアザミ

May 9, 2022
野外観察記録
キク科, マユハケアザミ
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ふらっと現れる植物だとは思ってました、思ってましたが本当に身近な場所にいるとは

しかも手が届く場所にいる #

フェンスの真横にですね、生えていたんですよ。なんなら結構な頻度で通っている道なのでもっと早くに気付いてもよかったのですが、足元のユウゲショウ1ばかり見ていまして……

横向き写真で花たちに注目。マユハケアザミと自分は読んでいますが標準和名はキツネアザミ、アザミとつきますがアザミ属(Cirsium)とは別の属の植物です。この辺を理由にキツネアザミの和名の解説と、それが適当だというケチがついている話があるらしいのです

ふわふわ
終わりかけ?

マユハケと言えば和名で有名なのは マユハケオモト(Haemanthus albiflos) ですね。もうそっちの情報が多すぎて、名前の元になった化粧道具の眉刷毛の情報を探そうにも結構ヒットしにくいまであります。刷毛と言われると、開花ピークな左のものよりも右の物の方がそれっぽいかな?

ちょっと手が届きにくいところにも #

ここなら雑草がいるぞ!と刈り取りを受ける可能性もかなり低そうです。なんでと聞かれると自分でもなんでだろう?となるのですが、こいつは結構好きな植物なので生き残って種を広めてまたどこかで出会えたらいいなと、そう思います

それと同時に少し採種させてもらって、何なら自分で播いてみようかなとも。しかし播くのであればアザミ同様に夏の暑さ回避を意識して秋に播くものなのか、さっさと播いてもいいものなのか。よく考えると開花してやっと存在に気付いているのでどういう成長を辿ってるのかも知らない植物です。それを知る意味でも播いてみるべきか


  1. 過去に白花が出現しているのでどうしても気になる、今年はいなさそう ↩︎