新年草はじめ

January 1, 2024
野外観察記録
スミレ
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新年一発目のネタは……いくつか候補があって悩みましたが、やはり自分の主力としているものにしよう!ということで近所のスミレの仲間を見てきました


ということで最近見ていなかったけど多分こいつなら咲いているだろう、という期待通りの花が見れたのは多分リュウキュウコスミレだろうという集団のうちの1つです。ここのとは顔つきの違うのが最低でも2か所あり、結構街中にいる……けど本来の自生のスミレではないよね?というものです

海辺っていうほど海のスミレではないのですが、葉っぱの質感は海辺のそれにしか見えません。大まかな外見としてノジスミレの変形(葉に光沢・種の色が淡い・毛がない)で、今の時期などにも普通に咲くことから南方のスミレ……というところからの推察なのですが、あまりリュウキュウコスミレを栽培したことがないのでこの予想が合っているのかの確度はちょっと微妙だったりします。でも他に候補はない

こちらは顔つきが違う(大型で花の色も濃い)集団です。開花している雰囲気ではなかった

このリュウキュウコスミレと見られるスミレ、栽培からの逸出だと仮定しても元になった栽培品はどういうルートで出てきたのかという謎が出てくるものでもあります。昔は市販品が多くあった……?とかなのか

他に咲いているスミレはと探したら見つかりました、ヒメスミレですね。このヒメスミレ、近年になってヒメスミレの理解度が深まる程に(なんかおかしくないか……?)となってきている集団でもあるので、もう少しその辺深堀りしていきたい

単純にこいつは近所で数が見れるので咲いているのもこうやって観測できましたが、ほかのヒメスミレが今の時期咲いているかってあまり把握できていないのでその辺もまた見に行かねばなりませんね。確か昨年も1月に咲いているのを見たけど同じ系統だったはず

ここは要注目の集団で、昨年の春に斑入りじゃない?というものがいた場所なんです。現時点ではそれっぽい葉は確認できませんでしたが、いつ頃見れるようになるのか(もしくは今年は出てこないのか)を追いかけたいポイントです

そしてラストのスミレはちょっとピントが甘いですが……コスミレサクラです。逸出ですねこれ、それにしてもモリモリである。このモリモリってのが今回ちょっとひっかかって、道端に定着しているコスミレというのも存在はするのですがここまで旺盛な株って見ないんですよね。一応コスミレの選抜という扱いだったりするこのスミレ、本当にコスミレなのか……今は手元にいないのでまたどこかで入手して栽培していかねば


こんな感じで今年も散歩して道端の草を見てきました、というのがブログの更新ネタのメインになりそうです。ただ今年こそは園芸のあれこれやったやつの記録も今年はこまめに残せるようにはなりたいという意気込みをここに残しておこう