異型花柱性の交配の話と瞬間接着剤用スティックの実用
February 13, 2024
振り返り #
突然出てきた瞬間接着剤用スティックってなんだよという話は
先月のこの記事ですね、ここにあります。これ交配に使えないかなーとおもって、この時は平らな方をメインに買ったのですが今回は細く尖った方ですね、そちらに注目したものになります
どう使うかというと #
異型花柱性な花――これはプリムラですが、どうしても花の奥まった場所に花粉や柱頭があるのでそこまでのアクセスが悪い。でもこの瞬間接着剤用スティックの細い方を使えば
そういや先月買ったやつの尖った方、オキザリスとかプリムラの奥のやつをこんな感じで拾うのに使ってます https://t.co/fGeOXliySv pic.twitter.com/8uABbOA9nm— mandshurica (@man_dshurica) February 13, 2024
こんな感じでですね、奥にある花粉をちょちょいと拾うことができるんですよね
そうやったらあとはスティックの先端につけた長花柱花の花粉を、今度は短花柱花の雌しべの柱頭に……
そのままスティックを押し込むとブスリと柱頭を刺してしまいそうなので今回は結局花弁を裂いてその隙間からサイドにもつけたりてっぺんにつけたりしてみました。今回初挑戦のプリムラは狭かったですが……オキザリスではある程度のスペースがあるので、うまいこと差し込むかたちでやれば花弁を裂いたりすることもなく交配できそうです(オブツーサの場合)
こんな感じで割と良い感じに使えそうなので、ツールとしてこれはおすすめできそうかなと思います。あとは開花してから〇日目がいい、みたいなのがあっても完全に無視することになったこのジュリアンがうまく乗ってくれるかですね。昔家族が育てていたジュリアンは自然に(虫が来たのだろうけど)結実もしていたぐらいなので種できやすそうなイメージを勝手に抱いていましたがさてどうなるか