真のルテオラの目覚め、ルテオラをルテオラたらしめる要素
November 15, 2024
こいつらも死んじゃったのかなーと不安になっていましたが、ある程度の動きが見えてきました。まあ10年ぐらいなんかほったらかしでも生きていたやつなので、そうそう簡単には耐えないタフさをもってくれていたようです
目覚めてきたルテオラたち #
ということで動きがなくて不安だったポットにも芽が出てきました
と思っていたのは自分の観察の甘さによるもので、じつは強引に積み立てていたポットなので、継ぎ目の隙間からとっくに出ていたみたいなんですね。ここまで深く植えたような記憶がないのですが……記憶違いか、牽引根みたいなのでじわじわと深くまで移動しているのか。さすがに球根から発芽して、低い方向に伸びてから出てきた――はなさそうですが
先んじて芽が出ていたポットはこんな感じです。水を弾いていてかわいい
ルテオラをルテオラたらしめる要素とは #
これは名無しで最近流通している黄色のオキザリスの葉っぱです。小葉3枚のうち、先端側の1枚だけ大きく形状が異なるのがわかりますね。ルテオラとして流通している……まさにその形状から名前が来ているっぽいペアーリーフや、有名なものですと’スプラッシュ’などもこういう小葉のバランスです
一方で、今回の子はABCと記号を振った3枚、ほぼ回転しても分からない程度に同じ大きさ・形状をしています。どうも人づてに聞いた話ですと、これがルテオラとプルプレアを見分けることができる形態差の1つで1、 ルテオラと思われている黄花のプルプレアが世の中には多くあるという……
これに関しては半分納得、もう半分はまだ納得できない部分もあるのですが、でも意識して観察すると確かにルテオラではないというのは否定できないので、折に触れてこの話はしておいて損はないかと。自分が納得できないのは、ルテオラでないという部分よりも同じプルプレアの範疇なのにバリアビリスたちと種子が異なるという部分で……これが何を意味しているのか、解き明かすために今年も交配を続けています
今年はこいつこそがルテオラ、という認識の上でプルプレアと交配できるのか……とか、そういうところも改めて確認したいですね。昨年は黄色いプルプレアを使って、うまくいかなかったような記憶があります
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他には花柄につく苞葉の位置の違いもあるそうです ↩︎