紫と黄色以外を追加しようその1:縁を結んで

December 27, 2024
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さあ交配だやるぞ、と決断して始めたのはいいものの……なんか手持ちの色が偏っているな?となったのでその辺を考えつつ、もう一押し何かいい色がないかを探しに行きました。探しに行ったんです


で、買ったのがこの「縁結ビオラ」ってわけです!

えっタイトルに反して黄色いのかよって……理由が、これには育種上の理由がちゃんとあるのです。聞いてください!

と大層なことを言えるほどでもなくて、まあ最初にピックした←の株は花が小さいという理由ですね。やっぱり小輪を目指すというお題目があるので、その中でこういうタイプは親候補として確保しておきたいと。そういうことでまず選びました

じゃあ同じタイプの兄弟をどうしてもう1つ買ったのか?となりますが

多距です。距が複数ある花が安定しそう、という要素を評価して購入しました。これが育種的に意味があるというのがタイトルに反して黄色系を買った理由です。言い訳ともいう

午前の部:パンジーを買いました

先日購入したフリンジのパンジーでも見つけているこの多距ですが、これまでの観察上フリンジ系に多く見られるということが分かっています、その極地が5距のパルムディールですね。選抜の過程でそういうものが選ばれる理由があったのか、大本になったものが元々そういう性質を持っていたのかは謎ですが……セットで見られるということは、多距が欲しいなと交配したらフリフリがくっ付いてくるということでもあるわけで。こいつを使えばそれが回避できます、やったね!

側弁の下部側が唇弁様に変化するというこの変異、そもそも唇弁と同じ模様が側弁に見られるというケースは結構あるのでどうやったら活かせるのかは謎ですが……こいつをぱっとみた時の印象だと、花弁の形状とかにも少し影響が出ているかもしれません。どうやったらうまく活かせるかを考えつつ、色々と交配していきたいですね