暮れの空き地でシペラスを見る

December 31, 2023
野外観察記録
カヤツリグサ属, カヤツリグサ科
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昨年末は田んぼでアズマツメクサ類を見ていたような記憶があります。ということで今年もなんか見ておくかと夜になってから思い付き、近所の空き地を見てきました


この空き地にはシュロガヤツリっぽい謎のシペラスタマガヤツリがいるという話は過去にも書いていましたが、実はそれ以外にも開花していないやつがまだいたりします。ということはこいつは越冬して来年になってから開花……?というか多年草のタイプだったりするのでしょうか。なんかそういう気持ちで見るとズムラに似ている気もしてくる

謎シペラス――上のも謎ですがまあこの場合はこのシュロっぽいやつですね――はかなりの個体数が抜き取りされていましたが、それでも気付かれずに残っている個体はちらほらといて、少し緑色はの鮮やかさは落ちていますが黄変とかもあまり見られず、このまま越冬出来そうだなという個体が見られました。なんなら寒くなって水管理が甘い、うちにいるやつの方が先端黄色いぞ……これはいけない、あとで改めて水やりせねば……


来年にやりたいこと、いくつか目標を立てたいですがそのうちの1つがこのシペラスの正体解明だったりします。あとは上手く栽培・増殖できるようになって殖やして広めたいような……いやでも空き地から種で湧いてくるって取り扱い注意の枠ですよねぇ、難しい

そんな感じで今年も終わり、来年もまた好きな植物の交配をして種を採ったりその辺の草を見て種を採ったりしたいと思います。来年こそはちゃんと種の整理と片づけを出来るようになるぞ……!(未整理のものが今も溢れている)