2月に咲いているアメリカフウロは
February 11, 2024

継続して観察していなかった場合、春と言っても流石に開花はやんじゃないか?みたいな評価をしていたかもしれない集団です。正しい評価は……開花時期やっぱりおかしいよなあという扱いに
ごく狭い範囲だけで見られる集団 #

こんな感じでですね、ぽつぽつとですがアメリカフウロが咲いているのです2月に開花を見ると、春に咲くはずのものが前倒しになったのかと言いたくなりますが……これ、昨年末から継続して開花しているのです。11月は記憶があやふやですが12月には間違いなく開花していました。さてこれをどう評価する

フウロソウ属、いわゆるゼラニウムの花について調べている時に受粉まわりで面白い話があって……でもアメリカフウロはそこから外れている、みたいなことで盛り上がった記憶はあるのですがそれがなんだったのかを思い出せない。自家受粉の回避方法の話題で、確かアメリカフウロはそれをもたず自家受粉する方にいっているので花も小さい(媒介者を呼ぶ理由も弱いので)とかそんなんだったけか……

前々から開花しているので結実している個体も確認できました
この場所の特殊性はどこから? #

駅前の踏切の中という条件で……しいて変わっている所を挙げるのならすぐそばにこうやって水が流れ……流れ?ていることなんかがあるでしょうか。うーんあまり関係ない気もするぞ……、でも道の隙間でロゼットになっているものとかを見ると、それらと比較して案外こういう場所は冷えにくいとかあるんじゃないかなあとか
12月に咲いていたということから、植物がさあ咲くぞというモードに入れば別に寒かろうがそこは問題ではなくて……秋のうちにそこまで成長できるかというのが問題になるのでしょうか?

秋の記憶を振り返ると、昨年はこれがアメリカフウロの発芽だろうというものにも出会えていて……この写真ですと10/27撮影ですね。開花している集団もこの頃に発芽して一気に育ってああなったのか、発芽の時点で他の場所よりも早かったのか。その辺は今は想像することしかできないので、今年の秋になったらどうなっているかをまたチェックしないといけないポイントである、ということだけはここに書き記しておきましょう
あとは少しだけ種を回収して、他の集団とセットで自分で播いてみるのも面白いかもしれませんね。アメリカフウロを見ているとやけに立つやつとかいるのでそういうのを一緒に播いて比較したら実は環境に左右されず違うタイプのものがあるんです、み たいなことが見えるかもしれませんし