アズマツメクサ属を探してみよう #
と書いていますが在来のアズマツメクサは見付けたことがありません……なので属を探してみようというタイトルに。これは自分がこれまで外来アズマツメクサ類に出会った時の場所の話となります
なんか田んぼでよく見る #
在来のアズマツメクサはまだ出会えていませんが、外来アズマツメクサ属たちは基本的に田んぼを見ていると見つかります。自分の住んでいる地域では本当に当たり前のようにいて これで絶滅危惧? なんて思ったら外来種だったという。どうやって入り込んだのかは気になりますが、とにかく田んぼを見るとよくいます

田んぼという枠組みの中でも、環境的に安定しているのか田んぼの中でも端の方や、畔の部分に多く見られる傾向にあると感じています。上の写真の赤い部分は全部アズマツメクサ属です、そして全部外来です
なんか茶畑にもいる #

更に謎ですがこれまでに三か所、茶畑でも確認できています(おそらくいずれも外来)。そのうち一か所に関しては周辺の田んぼをチェックしてもそちらでは確認できないため、田んぼ以上にどうやって侵入してきたのかに謎が残ります。既に蔓延している場所で田んぼを持っている人が土ごと種を持ち込んだ……とかもあるのでしょうか
イチジク畑にいる #

これは完全に特定の地域限定の話です
地元では田んぼ→イチジク畑へと転用している場所が多く、そういう場所では田起こしのようなイベントも発生しないためか周辺の田んぼよりも遥かに多くの個体が確認できています
コケマンネングサは好む環境が少し違う? #

湿地っぽい感じを好みそうなアズマツメクサに似た種たちと異なり、コケマンネングサはもう少し乾燥していて――礫っぽい感じと言うか砂地というか、そういう場所にもいるようです(サンプル数は一か所のみ)

ただ、他の外来アズマツメクサ属と同じ畑に生えているものを見付けていたり、他の方の観察事例では浸水するようなワンドに生えていた事例もあるそうなので、ある程度乾燥もいけるけど湿っぽい場所が嫌いというわけではない、という心持で探したいですね